米ドル/円 ―― ヘッドライン主導の相場であるだけに一方向に偏った見方は避けつつ今後の展開を慎重に見極めたい
この記事は2026年4月8日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年4月8日(水)の午後13時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
トランプ米大統領から「2週間停戦」のヘッドラインを受け、有事のドル買いが巻き戻される展開となった。
これを受けて米ドル/円は、本日8日(水)早朝に159.70円台まで上昇した後、158.30円台まで1円超下落。その後も158円台半ばで軟調に推移している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
短期的には、停戦報道を受けて地政学リスクがいったん後退したことで米ドル/円はやや上値の重い地合いにある。もっとも、明後日10日(金)から始まる最終合意に向けた交渉次第では、状況が再び変わる可能性がある。
米国がイランに対して一定の配慮を示した停戦案を提示できなければ、戦闘長期化への警戒感は残りやすく、イラン側の対応もなお不透明だ。
ホルムズ海峡の再開についても、現時点で確実視できる状況にはない。
米ドル/円のチャートを見ても現段階で大きく崩れた印象はなく、3月19日安値の157.50円を明確に下抜けられなければ、今回の下落も結果的には押し目買いの機会を提供するにとどまる可能性がある。
引き続き、ひとつのコメントや報道で流れが大きく変わり得るヘッドライン主導の相場であるだけに、一方向に偏った見方は避けつつ、今後の展開を慎重に見極めたい。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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